「AI追跡技術って何?」
「Insta360 Flow 2 Pro…気になる…」
Insta360 Flow 2 Pro、買っちゃいました!
Insta360 X4を買ったばかりでどう使い分けるか悩むところですが、素晴らしいスマホジンバルという情報を得たので購入しました。
スマホジンバルを買ったのはDJI OsmoMobile1以来です(笑)
iPhone15 ProMAXを日々使ってますが、いまひとつ性能を使いこなしてない感があるので、Insta360 Flow 2 Proと連携して人様から目を惹く写真・動画を撮っていきたいです!
Insta360 Flow 2 Proの主な特徴は…
- ポケットサイズ
- 3軸手ぶれ補正
- Apple DockKit対応
- 360度無限パントラッキング
- ジンバル初のフリーティルトモード!(吊り下げ撮影)
- アクティブズームトラッキング
- 複数人トラッキング
- スマート・フレーミング
- テレブロンプター
- 三脚内蔵
- バッテリー内蔵…スマホに充電可能
- AppleWatch制御&スマホモニター
- ジェスチャー操作
などなど、
何ができるか覚えるのも思い出すのも大変なくらい魅力的な機能が詰まっていて、通常価格21,900円とは思えない超コスパの高性能スマホジンバルとなっています!
撮影自体はInsta360アプリカメラやiPhoneカメラアプリで撮影することができ、撮影モードがたくさん用意されています。
当記事では、Insta360 Flow 2 Proを買ったので設定・使い方をレビューします!
この記事でわかること(目次)
Insta360 Flow 2 Proのスペックは?
Insta360 Flow 2 ProはInsta360 Flow Proの半年後に発売されました。
間が無くて何が新しくなったのか気になるところですが、
大きな違いと言えば、トラッキング機能の豊富さ・スマートフォンリモコン/自撮りミラー機能搭載です。
Flow 2 ProとFlow Proのスペックの違いは以下の通りです。
Flow 2 Pro | Flow Pro | |
---|---|---|
通常価格 | 21,900円 | 19,800円 |
対応OS | iOS/android | |
大きさ | 収納時:97.9×178.4×36.7mm 伸張時:121.1×282.1×54mm |
収納時:79.6×162.1×36mm 伸張時:73.6×269.4×69.9mm |
重量 | ジンバル:約357g 磁気スマートフォンクランプ:約25g |
ジンバル:約369g 磁気スマートフォンクランプ:約32g |
対応スマートフォンの厚み | 6.9-10mm | |
対応スマートフォンの幅 | 64-84mm | |
対応スマートフォンの重量 | 130–300g | |
端子 | USB-C | |
内蔵自撮り棒の長さ | 215mm | |
内蔵三脚のサイズ | 伸張時の長さ:94mm 直径:204mm |
伸張時の長さ:80mm 直径:187.6mm |
バッテリー容量 | 1,100mAh | 2,900mAh |
作動時間 | 10時間 | |
充電時間 | 2時間 | |
動作環境 | -10℃〜40℃ | |
充電可能温度 | 0°C〜40°C | |
ワイヤレス | Bluetooth 5.0 | |
NFC | ISO/IEC 14443A規格に対応 | |
アクティブズーム トラッキング |
〇 | × |
複数人トラッキング | 〇 | × |
プロフレーミンググリッド | 〇 | × |
フリーティルトモード | 〇 | × |
AppleWatch制御 | 〇 | |
スマートフォンリモコン | 〇 | × |
自撮りミラー | 〇 | × |
折り畳み式&ポータブル | 〇 | |
3軸手ブレ補正 | 〇 |
Insta360 Flow 2 ProはiPhoneとすぐペアリングできるってことですが、もちろんandroidスマホも対応しています!
…が、androidはできないことがいくつかあります。
AppleDockKit/アクティブズームトラッキング/Apple ProResはandroidではできません。PixelWatchによるモニターもできないです。
Insta360 Flow 2 ProとInsta360 Flow Proの本体価格は2,000円違いなのでInsta360 Flow 2 Proを買うのがベストです!
バッテリー容量が減ってるけど作動時間は同じなのはCPUが良くなったのだと思います。
Insta360 Flow 2 Proは通常版のほか、備品の数に応じて”クリエイターキット”・”Vlogキット”があるので用途に応じて買われてください。
Insta360 Flow 2 Pro、開封レビュー!
Insta360 Flow 2 ProをInsta360公式サイトでポチって翌日に手元に届きました。
Insta360 X4よりFlow 2 Proの化粧箱の方が大きい…。
本体価格はX4の方が4倍高いです♪
Flow 2 Pro化粧箱の裏面は同梱品が記載されています。
化粧箱を開封すると外見のセットアップ方法が内の蓋に記載されています。
本体のほか、同梱品は以下のものが入っています。
- 磁気スマートフォンクランプ
- USB Type-Cケーブル
- 袋
- 機能ガイド
- 安全概要
- クイックスタートガイド
- 保証書
- Insta360ステッカー
ステッカーの使い道に悩みますが、保証書は一応保管しておきましょう。
言葉のないアイコンだけの説明書…。覚えることたくさんあります!
Insta360 Flow 2 Pro本体は袋に入れられてます。
ちょっとした説明が記載されてるシールがべたべた張られてます…。剥がし方をしっぱいすると…(汗)
シールをはがして持った感じ…。
Insta360 Flow 2 Proを制御するスマートホイール。1回押し/2回押し/3回押し、できることがたくさんあるので覚えておきましょう!
電源オンオフはMボタン長押し(2秒)です。
スマートホイール右側のUSB-C口は充電用です。
0%から100%充電の時間は約2時間とのこと。
バッテリー残量は、〇の4方向のライト点灯に応じてます。ライト点灯0だったらバッテリー残量が危うい状態です。
Insta360 Flow 2 Pro本体のジンバルの底面は、外部のスタンドを付けたり、三脚を出せたりできます。
安定感の増した三脚スタンドが出ます。
実は段階的に自撮り用に棒を伸ばすことができるので力がちょっと要りますが伸ばしてみてください。
自撮り棒の先をONに回すと”フリーティルトモード”で撮影していけます。
90度折るのに力が要るので壊れそうで心配します…(汗)一応スマホの上下に注意…。
トリガーボタンも1つのボタンでできることが5つあり(笑)
電源オフの状態。袋に入れたり保管するときはこの形に。
自撮り中に自分を確認できる鏡が備わっています。
男心をくすぐるメカニックな個所あり。ライトが光ります。
NFCと記載されてる個所はスマホとのペアリングで使います。
重量は357g。ビールジョッキより軽いです…。
スマホを装着する部分は磁石になっています。
同梱のスマホマウントを付けます。
実際使ってると別売りの磁気スマートフォンマウントの方が取り付けが簡単で便利だと思いました。
スマホを挟むのが面倒…。
マウント部分のUSB-C穴はスマホ充電用の穴です。スマホのバッテリー残量が危ういときはFlow 2 Proからスマホを充電できます!
Insta360 X4とInsta360 Flow 2 Proの大きさ比較。
Insta360 Flow 2 Proの三脚をだして立たせた姿!どやっ!
スマホジンバルとしての完全体か?アップデートするならハードよりソフトの方か!?
Insta360 Flow 2 ProとiPhoneのペアリング手順は?
Insta360 Flow 2 Proを開封して外観を確認したところで、iPhoneとペアリングしてます!
iPhoneとのペアリングはとっても簡単にできると販促されています!
iPhoneでInsta360アプリを起動。
iPhoneをInsta360 Flow 2 ProのNFC部分に近づけると認識されます。
”Bluetoothペアリングの要求”と表示されたらペアリングをタップ。
状況によってファームウェアの更新作業が入ります。
ファームウェア更新中は強制リセット状態になります。
アクティベーション完了と表示されたらiPhoneをセットして使い始めていけます。
Insta360 Flow 2 Proのカメラ設定は?
覚えることたくさんある!
Insta360 Flow 2 Proのカメラを設定を見ていきます。
ペアリングが済んだら始めましょう!をタップ。
ジンバル撮影をするための許可にチェックし、撮影を開始をタップ。
Insta360 Flow 2 ProにiPhone15 ProMAXを装着!
初めて撮影するときは、操作方法のガイドが表示されるので確認しながら使っていけます。
縦向き・横向き切り替えて撮影していけます。YouTubeに動画をアップしないならインスタ・TikTok用に縦向き撮影が良いです。
撮影モード
撮影モードは主に以下があります。
- パノラマ写真
- 写真撮影
- 動画撮影
- タイムラプス
- タイムシフト
- スローモーション
- ドリーズーム
- ワイドスクリーンモード
- ライブモード
- バスケモード
写真も撮れるし動画も撮れる…。ライブモード/バスケモードで撮影する機会は無さそうですが、色んな撮影モードを試してみてください。
Flow 2 Proきってのおすすめ機能はトラッキング。画面の被写体をタップしてドラッグ、トリガーボタンを押すことで追跡(トラッキング)ができます。
撮影中はトリガーボタンを使いこなすテクニックも必要です♪
Insta360アプリのカメラ画面の構成は、左側はデータ設定/一般設定。左上は機能設定。画面下は撮影情報が表示されています。
RES設定
”RES設定”では、画質・フレームレートの設定ができます。
AUTO/M設定
”AUTO/M”では、シャッタースピード/ISO感度/EV・ホワイトバランスの設定ができます。
マニュアル撮影は経験がものを言いますが、撮影するもの・状況に応じて調整してみてください。
Flow設定
”Flow設定”では以下のことができます。
- Flowモード…自動/フォロー/パンフォロー/FPV
- ズーム・ホイール
- モーターの強さ…中速/高/低
- フォロー速度
- 開始スピード
- 開始方向
- ズーム速度
- 馬追跡…馬!?
- フロントカメラ自動追跡
- 追跡を維持
- ジョイスティックを水平方向に反転する
- ジョイスティックを垂直方向へ反転する
- Flow音声とバイブレーション
- 自動校正
- 水平調整
- トラッキングライト
覚えることが多すぎる…馬って何?(笑)
犬じゃダメ?
一般設定
”一般設定”では以下のことができます。
- グリッド
- 明るさヒストグラム
- 自撮り反転
- ドルビービジョン
- 自動ポップアップ接続
- シーン認識
- 音声制御
- Apple ProRes
- GPS
- クイックスタートガイド
- チュートリアル
- Flowボタン操作ガイド
- 端末種別
- バージョン
- S/N(シリアル)
- スティッチングしていないパノラマ写真を保存
- オリジナルのバスケモードファイルを保存する
- 録画中は画面を消灯
- 設定をリセット
Insta360 Flow 2 Proを使い始める際は、一般設定の確認をお忘れなく!
iPhoneを使う方は、Apple ProResをオンにしておくとよいです。明るさとダイナミックレンジが拡大されて画質向上ができます。
AI認識・ジェスチャー認識など
左上のアイコンは…
- AI認識
- フラッシュオンオフ
- シーンエフェクト
- シーンフィルター
- ジェスチャー認識
- テレプロンプター
これらの設定ができます。
ジェスチャー認識は、手のひらの形による撮影/シングル人物追跡/マルチ人物追跡の設定ができて重宝すると思います!
スマホモニター設定
私がInsta360 Flow 2 Proを買う最大の決め手は、他のスマホをモニターとして使える機能があるから!
別で用意したスマホでQRコードを読み込むと外部モニターとして使え、遠隔で画面確認・操作ができます。
Insta360 Flow 2 Proを離れた場所に置いたり直接操作できない時は外部モニター機能が役立ってくれます!
また、アップルウォッチも外部モニターとして使えるので便利です!ピクセルウォッチはまだ対応してないです…。
Insta360 Flow 2 Proの使い方は?
Insta360 Flow 2 Proで動画を撮影していくわけですが、使い方は簡単といえば簡単…
…ですが、
Insta360 Flow 2 Pro(AIスマホジンバル)にスマホを付けてカメラの録画ボタンを押せばブレのない動画を撮っていけますが、スマートホイール周りのボタン・トリガーボタンでできることを駆使したらもっといい動画を撮れます!
スマートホイールで、できることは?
スマートホイールで、できることは以下の通り。
ボタン | できること |
---|---|
Cボタン/AUTO | 1回:360度回転撮影 |
2回:360度パノラマ撮影 | |
2秒長押し:前後回転 | |
録画ボタン/FPV | 1回:撮影/停止 |
2秒長押し:データ確認 | |
M(ジンバルモード)/ 電源 |
1回:オート→フォロー→パンフォロー→FPV |
2回:オート←フォロー/パンフォロー/FPV | |
2秒長押し:電源オンオフ | |
3回:スリープモード | |
回転/F | 1回:カメラ切り替え |
2回:縦横向き変更 | |
3回:動画・写真切替 | |
2秒長押し:データ確認 | |
ジョイスティック | カメラパン上下左右移動 |
外周 | ズームイン/ズームアウト |
M(ジンバルモード)は、オートモード/フォローモード/パンフォローモード/FPVモードの切り替えができます。ジンバルモードの内容を覚えるのが大変だ(汗)
トリガーボタンで、できることは?
トリガーボタンで、できることは以下の通り。
- 1回:トラッキング
- 2回:カメラ中央調整
- 3回:カメラ回転
- 2秒長押し:水平ロック
- 1回+2秒長押し:アクティブズームトラッキング…被写体が早く動いてる時に重宝
トリガーボタン一つで五つのことができるので覚えておきましょう!
実際にInsta360 Flow 2 Proで動画を撮ってみた!
愛犬のご協力のもと、Insta360 Flow 2 ProとiPhone15 ProMAXで動画を撮影してみました!
カメラの画面はこんな感じ↑
被写体をタップしてドラッグすればトラッキングマークが付き、画面左下にトラッキングモード選択ボタンが表示されます。
ドリーズームは被写体に背景が迫ってくるような動画を撮れます。
Insta360 Flow 2 Proの三脚を出して地に立てることで、360度無限パントラッキングなどができます。
スマートフレーミングでは、被写体のカメラの位置を固定できます。
複数人トラッキングでは、複数の被写体を画面の外に出さないようにカメラが移動して撮影がされます。
愛犬1匹にトラッキング(追跡)を設定した動画は以下になります。ほぼ初めてInsta360 Flow 2 Proを使って撮った動画…。
Insta360 Flow 2 Pro、
愛犬のご協力のもと試運転!#Insta360#Insta360Flow2Pro #AIスマホジンバル #AppleDockKit対応 #AI自動追跡#愛犬 pic.twitter.com/7voSVXKAC8— おおはら☆webmobile (@webmobilejp) February 7, 2025
これから色んな撮影モードで動画を撮っていきたいと思います。
iPhone標準カメラでもトラッキング機能が使えるようになってるので確認されてください!
Insta360 Flow 2 Pro(AIスマホジンバル)を使うことで、他の人とは違った綺麗でダイナミックな動画を撮っていけるので、動画投稿をされてる方はぜひチェックしてみてください!
できること・覚えることが多いですが、得られるメリットは大きいです!
関連 「360度カメラ面白い!」Insta360 X4 クリエイターバンドルを買ったので簡単レビュー!
参照 Insta360 Flow 2 Pro – 究極のAI追跡搭載スマートフォン用
以上、Insta360 Flow 2 Proを買ったので設定・使い方、レビューでした。
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